マセラティ同棲日記

しがないサラリーマンが強気のローンで買ったクアトロポルテスポーツGTSの日記です

クルマの3大性能①ハンドリング 国産コンパクトとの比較

こんばんわ、G2です。

すでに前回の更新が約1か月前になっており、自分のズボラを反省。

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今日は、クルマの3大性能の1つであるハンドリングについてつらつらと書いていきます。

 

高性能な車の試乗記などを見ると、大体「ハンドリングがいい」と書いてあります。

これがどういうことかというと、僕の理解は

「どんなカーブでも意図通りに曲がる」

ことだと思っています。曲がらないことをアンダーステア、曲がりすぎることを

アンダーステアと言いますが、そのどちらでもない状態だと思っています。

「これぐらいのカーブにこれぐらいの速度でいけばハンドルはこれぐらい回せばいい」

と思ってハンドルを切ると、カーブに沿って曲がれる、という状態です。

 

で、このハンドリングに影響する要素が非常に多く、クルマ作りをしたことがない

自分では網羅できませんが、クアトロポルテがハンドリングに対して悪影響を与える

項目として素人の僕でも想像がつくのが「車重の重さ」と「車体の長さ」です。

カーブを曲がるときは円の外側に遠心力がかかるのでアンダーステア側に行きますし、

車体の長さは小回りの利かなさに直結する要素です。

 

しかし、wikipediaにも書かれているようにクアトロポルテはこのあたりのネガを

全然感じさせないハンドリングです。これは運転するとよくわかります。

 

今日、小雨の降る山道を走っていましたが、上述の

「これぐらいのカーブにこれぐらいの速度でいけばハンドルはこれぐらい回せばいい」

 というのが本当にその通りというフィーリングです。

でかくて重い車を操っているという不安感が非常に少ない感覚です。

これは前の車のBMW6シリーズでも同じ感覚でした。

6シリーズはリアのタイヤがステアするのでより小回りが利くようになっていますが、

これら2台にはハンドリングがよくなる共通要素があります。それは、

・FRであること。駆動負荷がかからないのでハンドリングが軽くなります。

・重量配分。特にクアトロポルテは長い車ですがエンジンがコクピット側に

 押し込められており、フロントが軽くなっています。

 

実はクアトロポルテを買ったタイミングで通勤用に2005年式の国産コンパクトカー

(FFの直4 1.5L)を買ったのですが、上記の要素とは真逆のつくりな上に、タイヤも

細いので、市街地の交差点を曲がるときでも最後のほうはハンドルが戻されるような

感覚があります。BMWマセラティしか乗ったことがなかったので、いわゆる

「曲がらない」クルマに乗ったことがなかったのですが、「あーアンダーステアって

こういうことか!」と、車を乗り比べてよくわかりました。

 

以上、簡単ではありますがハンドリングについて書いてみました。

皆さんも車に乗るとき、ハンドリングや車のつくりに思いをはせてみてください。