マセラティ同棲日記

しがないサラリーマンが強気のローンで買ったクアトロポルテスポーツGTSの日記です

早速オイル漏れ!?

こんばんわ、G2です。

 

イタリア車といえば故障。その最たるものが水漏れ、オイル漏れだと思います。

僕のクアトロポルテは9年落ち、64000キロということで、いつ何かが起こっても

正直おかしくはないのかなと思っていました。

 

そんな時ふと、駐車場を見るとオイルだまりが!!

一通り点検後に納車されて2か月、さすがに早いなとは思いつつ、

イタリア車の洗礼か・・・なんて思っていました。

この車に乗る前からあったシミかも・・・なんて思うものの、

シミの場所も今の車のオイルパンのすぐ近く・・・

 

そこで、買ったお店に持っていってリフトアップしてもらいました。

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結果、漏れてませんでした!!笑

 

おそらくオイルだまりは元々あったもの(前の自分の車か、その前の居住者か)です。

もしオイルが漏れていたとすると、写真下の方のオイルパンの周囲に

分かりやすく黒い汚れがべたっとついていたり、ボルトの隙間からオイルが

垂れていたりするとのことで、現時点では写真のように全く問題ないそうです。

非常にほっとしました。いつ漏れてもおかしくない車種、年式、距離なので・・・

 

余談ですが、リフトアップして自分の車を見る機会はそうそうないので、

とても興味深く見ていました。みなさんも機会があれば見てみるといいと思います。

 

それでは!

クルマの3大性能①ハンドリング 国産コンパクトとの比較

こんばんわ、G2です。

すでに前回の更新が約1か月前になっており、自分のズボラを反省。

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今日は、クルマの3大性能の1つであるハンドリングについてつらつらと書いていきます。

 

高性能な車の試乗記などを見ると、大体「ハンドリングがいい」と書いてあります。

これがどういうことかというと、僕の理解は

「どんなカーブでも意図通りに曲がる」

ことだと思っています。曲がらないことをアンダーステア、曲がりすぎることを

アンダーステアと言いますが、そのどちらでもない状態だと思っています。

「これぐらいのカーブにこれぐらいの速度でいけばハンドルはこれぐらい回せばいい」

と思ってハンドルを切ると、カーブに沿って曲がれる、という状態です。

 

で、このハンドリングに影響する要素が非常に多く、クルマ作りをしたことがない

自分では網羅できませんが、クアトロポルテがハンドリングに対して悪影響を与える

項目として素人の僕でも想像がつくのが「車重の重さ」と「車体の長さ」です。

カーブを曲がるときは円の外側に遠心力がかかるのでアンダーステア側に行きますし、

車体の長さは小回りの利かなさに直結する要素です。

 

しかし、wikipediaにも書かれているようにクアトロポルテはこのあたりのネガを

全然感じさせないハンドリングです。これは運転するとよくわかります。

 

今日、小雨の降る山道を走っていましたが、上述の

「これぐらいのカーブにこれぐらいの速度でいけばハンドルはこれぐらい回せばいい」

 というのが本当にその通りというフィーリングです。

でかくて重い車を操っているという不安感が非常に少ない感覚です。

これは前の車のBMW6シリーズでも同じ感覚でした。

6シリーズはリアのタイヤがステアするのでより小回りが利くようになっていますが、

これら2台にはハンドリングがよくなる共通要素があります。それは、

・FRであること。駆動負荷がかからないのでハンドリングが軽くなります。

・重量配分。特にクアトロポルテは長い車ですがエンジンがコクピット側に

 押し込められており、フロントが軽くなっています。

 

実はクアトロポルテを買ったタイミングで通勤用に2005年式の国産コンパクトカー

(FFの直4 1.5L)を買ったのですが、上記の要素とは真逆のつくりな上に、タイヤも

細いので、市街地の交差点を曲がるときでも最後のほうはハンドルが戻されるような

感覚があります。BMWマセラティしか乗ったことがなかったので、いわゆる

「曲がらない」クルマに乗ったことがなかったのですが、「あーアンダーステアって

こういうことか!」と、車を乗り比べてよくわかりました。

 

以上、簡単ではありますがハンドリングについて書いてみました。

皆さんも車に乗るとき、ハンドリングや車のつくりに思いをはせてみてください。

 

 

シートパイピング破れのDIY

みなさんこんばんわ、G2です。

 

今日はシートパイピング破れのDIYになります。

イタリア車のレザーは非常にデリケートと言われており、

デニムの鋲やその他金具等をできるだけひっかけないように

した方がいいなど、気を付けるべき点がいくつもあります。

 

僕の車のシートは、残念ながら納車時からすこし運転席外側のパイピングが

破れていました。そこが、気を付けていたつもりが乗り降り時に擦っていたらしく、

写真のように破れがかなり進行していまいました。

見ての通り、特にパイピング部分はレザーが非常に薄いのがわかります。

耐久性は二の次、壊れたら直せばいい、それより質感というのが伝わりますね。

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これをどう直そうかと思い、補修用の合皮シートを中心にかなり探しました。

結果、たどり着いたのが下記です。

store.shopping.yahoo.co.jp

 

パイピング部分に合うようハサミで切り出し、貼り付けました。作業後は

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まぁまぁ不格好ですが笑、これ以上スレが進行しなくなるだけでも大きいと思います。

ただこれを貼った後、両面テープでよかったのでは、などと思ったのは内緒です。

 

ディーラーに投げられる方はいいですが、いかんせん私はお金がないので、

このようにDIYしました。参考になれば幸いです。

 

それでは!

クアトロポルテ リモコンキーの交換

みなさんこんにちわ、G2です。

ようやく梅雨明けの気配がしてきたので、昨日久しぶりに洗車をしました。

そのときに気づいたのですが、リモコンキーの反応がどうも鈍いような。

イタリア車なのでドイツ車ほど遠くからはそもそも反応しなかったとしても

驚かないのですが、これを機に電池を変えてみようかと。

 

で、その替え方にちょっとクセがあるので記事にします。

 

キーを見ると、それっぽいネジが見えます。

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これをドライバーで外し(ネジが小さいので山舐め注意!)、小さい六角レンチなど

L字型の細いものでカバーを引き抜きます

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そうすると電池の土台が出てきます。

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電池の型がCR2032です。

 

工具があれば簡単なのですが、ネジを外したあと爪などでは取り外しできないので、

事前に工具を準備しておくことをお勧めします。

BMWのときはもっと簡単だったのに・・・こういうところもイタ車らしい。

 

今回はここまでです。それでは!

イタリアンデザインの妙

みなさんこんばんわ、G2です。

 

今日はクアトロポルテのデザインについてです。

走っているときの自分の車の姿というのは、当然ながら自分では見られません。

誰かに動画を撮ってもらうのも手ですが・・・

 

しかし、ビルに反射して見えることがありますよね。

そういうとき、ついつい僕は自分の車を見てしまいます。

最近でも、ちょうど信号待ちだったのでこんな写真を撮りました。

 

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美しいの一言に尽きますね。親バカですが笑

 

このサイドシルエット、グランツやミッドシップフェラーリほどの

抑揚はないにしても、どこかイタリアンな色気を感じさせますよね。

これと共通する車はなんだったかと色々調べていくと、まずはこれに当たりました。

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フェラーリ612スカリエッティです。

フロントノーズにかけて下がる一方、リアにかけては厚みを増すシルエット。

こういったデザインは、イタリア車ならではないかと思います。

 

さらに、ノーズの長いフロント部分に注目していると、クラシックカーにも

共通する部分があるのではないかと思えてきます。

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こちらは1954年式マセラティA6GCSですが、なんとなく似たオーラを感じませんか?

クアトロポルテのデザイナー(前期型はケンオクヤマ)がどのような

インスピレーションでこの車を完成させたのかはわかりませんが、

車のデザインから過去を振り返られるのも、デザインの妙ではないでしょうか。

 

今回は以上です。それでは!

イタリア車の必須アイテム”除湿剤”

 

 

みなさんこんにちは、G2です。

 

今日はイタリア車をはじめとする、ちょっと古めの欧州車に

必須アイテムとなる除湿剤について書こうと思います。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、90年代~2000年代初期の欧州車は、

インテリアのスイッチ等にいわゆるプロテイン塗装というものがされています。

これが、日本のような高温多湿の環境に晒されると、空気中の水分と

塗装が化学反応を起こし、ベタベタ、ネチャネチャになっていきます。

 

これがせめてサラサラになればいいんですが・・・ネチャネチャになると、

スイッチを触るだけで指に黒い塗装が移ったり、そこまでいかなくても

天井のスイッチを触って離したら天張りがバイーンと指にくっついてきたり。

 

一言でいうと不便、不快な状態になり、車への愛も冷めがちになってしまいます。

 

このベタベタ病に対しては、下記のような専用のケミカルが販売されていたり、

人によってはドラッグストアのエタノールで落ちるよ、とか、知り合いで

ランボルギーニに乗っている人は灯油で落ちるとも言っていました。

要するに炭化水素系の溶剤なら落とせるということですね。

ただ一概にプロテイン塗装といっても種類があるらしく、どれが一番効くのかは

ケースバイケースにようです。非常に厄介ですね。

(ちゃんと市場での使われ方を考えて部品選定してください)

 

で、僕のクアトロポルテはというと、2012年式というのもありますが、

前のオーナーが相当いい状況で保管していたようで、ベタベタするところはあるものの

ネチャネチャの領域まではいっていない状況です。

ということで、ベタベタの進行を遅らせるにはどうすればよいか。

上述のように原因は水との化学反応なので、水分をシャットアウトすればいいんです。

理想はエアコンで湿度管理したガレージですが、残念ながら僕はガレージどころか

平面駐車場に青空駐車ですので、そんなことはできない状態。

そこで、先述のランボルギーニ先輩に話したところ、「除湿剤が必須だよ」

と言われました。なるほどということで探してみたのですが、部屋やクローゼットに

置くタイプの除湿剤というと下記のようなものがありますが、車内には置場所がない。

さらに色々探してたどり着いたのがこれです。

 

 おかきの袋のような形をしていて、ならせば薄くなりますし、逆に下の方に貯めれば

 上を折りたたんでコンパクトにすることができます。

実際に車内に置いた状態がコチラです。

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特段おしゃれではありませんが・・・除湿剤ぽさは全くないので、収まりは

悪くないと思いませんか?僕はこれを各ドアに、合計4つ置いています。

 

肝心の効果のほどですが・・・ここ最近湿度の高い日が続いているものの、

今のところベタベタが悪化しているような気配はないですね。

ただ元々このベタベタ問題は数か月、数年で進行する話だと思うので、

継続使用して様子を見ていきたいと思います。

 

それでは!

クアトロポルテのタイヤについて

みなさんこんばんわ、G2です。

 

今回はタイヤについて書きたいと思います。

今回買ったクアトロポルテは、タイヤの溝がほぼなかったので、納車前に

タイヤの交換が必要でした。そこでどこにするかということですが、

今回はおそらく一般的には変化球となる、ファルケンのアゼニスFK510にしました。

 

クアトロポルテは、スポーツGT-Sではフロントが245/35/R20,リアが295/30/R20と

高扁平(ホイールが台形なのでタイヤが薄い)かつ幅広のタイヤを履きます。

こういうニッチなサイズのタイヤは数が出ないので銘柄が限られてしまいます。

フェラーリランボルギーニなど、いわゆる海外のスーパーカーやスポーツカーは、

どれもピレリのP-ZEROを履いていますが、これはP-ZEROがスーパースポーツ

適した性能のタイヤでありメーカーの承認を得ているから、というのもありますが、

そもそもほかにつけられるタイヤがそもそもない、というのもあると思います。

 

しかし、クアトロポルテにつけようと上記サイズのタイヤを検索すると、

フロント 1本3万円

https://item.rakuten.co.jp/autoway/pl00692/?iasid=07rpp_10095___e3-kq577vbc-3k-ace327ef-a057-4ac5-9029-37fcc160b26f

リア 1本5万円

https://item.rakuten.co.jp/tire-woods/zero-29530r202/

ということで、4本で16万円になってしまいます。

これが中々に高いということで、ほかのタイヤを探しました。

 

だいたいこういう場合に話題に上るのがアジアンタイヤなのですが、

車重やパワーを考えると少し不安だったので避けたいと思い。

たどり着いたのがファルケンのFK510でした。

 

ファルケンも聞いたことないしアジアンタイヤでは?

と思う人がいてもおかしくないですが、日本で少しマイナーなだけで、

欧州ではすでにブランドを確立しているとのことです。

そのあたりはこちらの記事が詳しいです。

https://www.webcg.net/articles/-/38528

 

このタイヤは記事にもありますが一言でいうとプレミアムコンフォートタイヤです。

僕はサーキット走行や峠攻めをせず、むしろ快適性重視のタイヤを探していました。

こちらのタイヤはそういった希望と合っていると思ったのと、価格も下記の通り

P-ZEROの半額程度で収まるということで、このタイヤに決めました。

https://item.rakuten.co.jp/fujiparts/t025632/?s-id=bk_pc_item_list_name_n

https://item.rakuten.co.jp/fujiparts/t025629/?s-id=bk_pc_item_list_name_n

 

肝心の性能ですが、コスパ的にも絶対性能的にも申し分ないタイヤだと思っています。

これについてはまた別の記事で紹介したいと思います。

 

今回は以上です。それでは!